【マイルCS】ダノンシャーク 激しい叩き合い制しG1初制覇

[ 2014年11月23日 16:10 ]

<マイルCS>ゴール前、フィエロ(中)と競り合うダノンシャーク(右は3着のグランデッツァ)

 第31回マイルチャンピオンシップ(G1、芝1600メートル・晴良17頭)は23日、京都競馬場11Rで行われ、岩田騎手騎乗の8番人気、ダノンシャーク(牡6=大久龍厩舎、父ディープインパクト、母カーラパワー)が、接戦を制し優勝した。勝ち時計は1分31秒5。

 まずまずそろったスタートからホウライアキコが先頭に立ち、2番手に1番人気ミッキーアイル、その後にグランデッツァ、サンレイレーザーなどがつける展開。

 3、4コーナー中間で逃げるホウライアキコをかわしてミッキーアイルが先頭に替わり直線に入る。押し切りを図るミッキーアイルだったが、好位でレースを進めたフィエロが鋭い伸びを見せて一気に差し切る。その直後から最内を突いたダノンシャークがグイグイと脚を伸ばし先頭に並びかけると、ゴール手前では2頭が激しい叩き合いを繰り広げ、ほぼ並んだ形でゴールイン。きわどい決着となったが、ダノンシャークが鼻差制しており悲願のG1初制覇を飾った。

 2着フィエロから1馬身半差の3着にはグランデッツァが入った。

続きを表示

2014年11月23日のニュース