【アイビスSD】ライコウV条件 鈴木康師自信、直千「合う」

[ 2014年8月1日 05:30 ]

鈴木康師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、アイビスSDにセイコーライコウで挑む鈴木康師に迫った。

 ――セイコーライコウの最終追い切りは坂路を2本。1本目が3F42秒9、2本目が40秒0と軽めで終えました。

 鈴木康師 1本目が43、2本目は39くらいで、と指示したのでほぼ思った通りの時計で走ってくれたと思います。一週前にびしっとやったし、前走は函館だったので時計的にはこれで十分です。

 ――動きそのものはどう見えましたか?

 中間も休まず坂を1本上がり、先週、今週と2本。本当に予定通りにきたので動きそのものも良かったし、上がってからの息の入りも良かったです。

 ――前走(函館スプリントS、4着)を振り返ってください。状態は?

 前々走(韋駄天S、1着)後は今回のアイビスSDを目標にしたけど、間が空き過ぎるので前走を使うことにしました。函館へ輸送したけど状態自体は良かったです。

 ――終始外を回る形。

 外枠(14頭立て12番枠)だったのでそうなってしまいました。それでも最後までよく伸びて結果も小差。悲観する内容ではなかったと思います。

 ――今回と同じ新潟直線1000メートルの前々走を強い競馬で勝利。

 独特のコースなので、レース前、ヨシトミ(柴田善騎手)に聞いたら「良いイメージを持っている」と答えが返ってきました。この馬に一番多く乗っている騎手が言うのだからある程度やれるのだろうと思いました。

 ――それにしてもほとんど何もしないで勝った感じでした。

 オープンであれだけの楽勝というのは自分の記憶でもパッと出てこないくらい。本当に強い競馬だったのでこの条件が合っているのでしょう。

 ――7歳馬ですが、上がり目は?

 オーナーが馬を大切にしてくれる方なので、途中、無理使いをしていません。長期休養もあった馬なので、年齢的な衰えを考える必要は全くありません。

 ――夏バテがあったりとこの時期の実績がいまひとつですが?

 過去の夏は休み明けから美浦に戻ってきたので暑さでバテてしまった感じ。今年は順調に使われているし、このところ朝晩は涼しいせいもあって、見ている限りバテていません。今年は力を出してくれそうです。

 ――同馬にとっての重賞初制覇が懸かる。

 そうですね。何とか勝たせてあげたいし、それだけのスピードを持った馬だと思うので期待しています。

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2014年8月1日のニュース