【中京記念】マイネルディアベル 大和田厩舎に重賞Vの果実を

[ 2014年7月23日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=22日】中京記念と福島テレビOP、両にらみのマイネルディアベル。前走・パラダイスSは初の古馬相手だったが、持ち味のしぶとさを生かして3着。重賞でもチャンスは十分、と感じた村松は大和田厩舎へ。師は不在だったが、内海助手が手を忙しく動かしながらも快く取材に応えてくれた。

 「力を付けてきていますね。ガッツがある馬。その気持ちを大事にしてあげたい。最後は気合でしょ」。父は南関2冠馬ナイキアディライト。地味さは否めないが、雑草魂ではい上がった精神力を称賛した。

 帰り際、厩舎自慢の菜園をのぞくと、今年もスイカの苗が元気に育っていた。成長具合から実が付くのはまだ先か。「遅咲きなんですよ、うちの厩舎と一緒」。とあるスタッフはジョークを飛ばしたが…。開業4年目、そろそろ「重賞初V」の大きな果実が実る頃、と村松は思った。

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2014年7月23日のニュース