【中京２歳Ｓ】勝ちまくり庄野厩舎の熱い夏　ドルメロにも手応え

　【東西ドキュメント・栗東＝２２日】庄野厩舎の勢いが凄い。目下３週連続勝利中で、先週は４勝の固め勝ち。バーデンバーデンＣを制したマヤノリュウジンの末脚が印象的だが、厩舎を活気づけているのは２歳馬の活躍だと岡崎はみている。ここまで６頭がデビューして新馬を３勝。今週の中京２歳Ｓではドルメロが２連勝でのオープン勝ちを狙う。鹿戸助手は手応えを隠さない。

　「デビュー前から素質を感じていたし、新馬戦は思い通りの競馬でした。並ばれてからかわされなかったのは立派ですよね」

　距離が１Ｆ延びて、相手も大幅に強化されるが、強気な姿勢は揺るがない。

　「素直で乗り役の言うことをよく聞くのがセールスポイント。距離は守備範囲だし、ここでも大崩れはないでしょう」

　厩舎が好調ゆえか、その口調は弾んでいる。マヤノリュウジンは再び重賞戦線へ。そして勝ち上がっている他の２歳馬２頭、スワーヴジョージとグランカマラードは札幌２歳Ｓに向かう。これから本番を迎える夏競馬を、庄野厩舎が大いに盛り上げそうだ。