【マーメイドS】ディアデラマドレが初重賞制覇

[ 2014年6月15日 16:25 ]

11R 第19回マーメイドステークス(G3) ゴール前、抜け出し快勝のディアデラマドレ(13)(左) 

 牝馬の重賞「第19回マーメイドS」(G3、芝2000メートル・晴・良)は15日、阪神競馬場11Rで行われ、藤岡康騎手騎乗の1番人気、ディアデラマドレ(牝4=尾関厩舎、父キングカメハメハ、母ディアデラノビア)が、直線抜け出して優勝した。勝ち時計は1分59秒4。

 そろったスタートからアイムヒアー、コスモバルバラ、ウエスタンレベッカが先行。サンシャイン、フロアクラフト、カノンなどが追走した。ゆったりと2、3コーナーを進み、4コーナーから一気にスピードが上がった。

 ここでスルスルっと早めにトップに立ったのがディアデラマドレだった。4コーナーで14番人気の最人気薄コスモバルバラが先頭にたったのをかわし、外目から抜け出すと後続に脅かされることなく一気にゴールに飛び込んだ。ディアデラマドレは、2度目の挑戦で初の重賞制覇となった。

1馬身2分の1差の2着はコスモバルバラ、そこからさらに2分の1馬身差の3着にはフーラブライドが入った。

 ▼ディアデラマドレ 4歳牝馬、父キングカメハメハ、母ディアデラノビア。北海道安平町のノーザンファーム生産、馬主はキャロットファーム。戦績は9戦4勝、重賞初勝利。獲得賞金は7159万4千円。

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2014年6月15日のニュース