【日本ダービー】府中に合う強烈な末脚!ワンアンドオンリーをV指名

[ 2014年5月27日 05:30 ]

本命に指名したワンアンドオンリー

 ダービー過去10年のデータから徹底分析した結果、ワンアンドオンリーを浮かび上がらせた。

 (1)前走 皐月賞組が圧倒的に強い。男はやっぱり王道だ。14着から巻き返した09年ロジユニヴァースの例もあるので着順は不問。京都新聞杯V馬は昨年、キズナが勝ったが、その前に毎日杯も勝っていた。京都新聞杯が重賞初Vのハギノハイブリッドは、やや劣るか。今年は牝馬レッドリヴェールも参戦。07年Vウオッカと同じ桜花賞2着からの臨戦のため残しておく。

 (2)鞍上 乗り代わりは勝てない。7年ぶりの参戦となる牝馬だけに応援したいリヴェールだが、テン乗りでは厳しいか。

 (3)実績 優勝馬10頭は全て「2000メートル以上か東京で重賞V」の実績があった。トーセンスターダムの重賞Vは1800メートルのきさらぎ賞だけで東京未経験。データでは微妙な存在だ。

 (4)種牡馬 既に3頭まで絞れた。過去10年の優勝馬を送り出した種牡馬の産駒勝利平均距離は1600メートル以上。しかし、イスラボニータの父フジキセキのそれは約1560メートル。直線の坂を登り切った最後の最後、ゴール前の踏ん張りに不安が…。

 (5)切れ味 舞台は府中。やはり最後は末脚だ。優勝馬10頭中9頭が、前走までに最速の上がり(3F)を2回以上マークしていた。09年ロジユニヴァースが例外だが、あの年は大雨で田んぼのような不良馬場で切れ味不問。今年は天気予報を見る限り良馬場。最速上がりが未勝利戦の1回(34秒4)しかないトゥザワールドは切れ負けの可能性が高い。

 結論はワンアンドオンリー。あの強烈な追い込みは府中にぴったり。

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2014年5月27日のニュース