【皐月賞1週前追い】4連勝中トゥザワールド 3頭併せで爆進

[ 2014年4月11日 05:30 ]

(右から)サトノフラクタル、クラージュドールと併せ調整するトゥザワールド

 皐月賞(20日、中山)の1週前追いが栗東、美浦トレセンで行われた。

 4連勝中のトゥザワールド(牡=池江)はCWコース3頭併せ。最後方から追走し、直線で内に向くと、中クラージュドール(4歳1000万)、外サトノフラクタル(3歳500万)にサッと並びかけ、あっさり首差先着。7F99秒0~1F12秒3。騎乗した川田は「前走がきつい競馬だったので、あまりやらなかった」と涼しい顔だ。

 前走・弥生賞は早めにポジションを押し上げる強気の競馬。「着差以上の勝ち方」と川田は言う。最重要トライアルを勝ち、注目度は増す一方だ。「デビューから乗せてもらい、クラシックに向けてのプロセスを学ばせてもらっている。あとは本番で結果を出すこと」。桜花賞も皐月賞も主役の背には川田。今春のキーパーソンの口元はギュッと引き締まっていた。

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2014年4月11日のニュース