【桜花賞】ホウライアキコ パシュファイヤーでイレ込み抑え反撃だ!

[ 2014年4月9日 05:30 ]

巻き返しへ集中力持続が鍵となりそうなホウライアキコ

 前走フィリーズRは5着に終わったホウライアキコだが、南井師に落胆の色は見られない。「道中は何度も窮屈になる場面。それでも勝ち馬とは0秒2差だった」と力負けではないことを強調した。

 課題のイレ込みにも、さらなる対策を講じる。前々走・阪神JFでは終始チャカつき7着。そこで、前走は集中力を高める効果のあるパシュファイヤーを装着。「だいぶ落ち着いていた」と師も効果を実感。前走は馬場入り前に外したが、今回はゲート裏まで装着させる。

 騎手時代、ナリタブライアンなどでG1・16勝を挙げた南井師だが、桜花賞は縁遠く、10戦騎乗して96年イブキパーシヴの2着が最高。

 「人間と同じで牝馬は難しい」とジョークを飛ばしながらも、アキコは特別な存在。「能力があるのは確か。前々でスムーズに立ち回れれば、面白いよ」。見限るにはまだ早い。

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2014年4月9日のニュース