佐藤友の3着が最高 伏見は落車 競輪の日韓対抗戦

[ 2013年11月3日 21:14 ]

3着に終わった佐藤友和(左から3人目)と4着の園田匠(その右)

 競輪の日韓対抗戦最終日は3日、韓国の光明競輪場で決勝(2025メートル、6周)を行い、韓国の金ミンチョルが優勝し、1着賞金約2100万ウォン(約195万円)を獲得した。日本勢は佐藤友和(岩手)の3着が最高だった。残り2周で韓国の2選手が先行。3、4番手で最終周回に入った佐藤友は、最後の直線で内側に閉じ込められる展開となり末脚が届かなかった。

 2着は朴容範。他の日本勢は園田匠(福岡)が4着、勝瀬卓也(神奈川)が6着で、伏見俊昭(福島)は最終周回の3コーナーすぎで落車した。

 自慢のまくり追い込みを発揮できずに3着に甘んじた佐藤友は「いい勝負になると思っていたんだけど」と悔しそうな表情で汗をぬぐった。

 2日の予選は後方から自分のスタイルに持ち込み快勝したが、この日は展開が向かず、さらに終盤で内側に包まれる形に。「でも、負けは負け。後悔のないレースができた」とさばさばとした様子で振り返り、笑顔を取り戻していた。

 ▼金ミンチョルの話 優勝できてうれしい。日韓対抗戦でこうして走ることができたのを誇りに思う。勝ちたいと思う気持ちが優勝につながったのでしょう。(共同)

続きを表示

2013年11月3日のニュース