【京都新馬戦】昨年エピファV“伝説の新馬戦”はスターダム

[ 2013年10月21日 06:00 ]

リバーソウル(奥)との叩き合いを制したトーセンスターダム

 昨年はエピファネイアが勝ち上がった“伝説の新馬戦”と称される菊花賞当日の京都芝1800メートル新馬戦を制したのはトーセンスターダム(牡=池江、父ディープインパクト)。昨年のセレクトセールで2億5000万円で落札された逸材だ。武豊は将来性を高く評価した。

 「乗り味がいいし、バランスのいい走りをするね。まだ自分から走ろうという感じじゃないけど、奥がありそうな馬ですよ」

 超スローペースの2番手を追走。直線はリバーソウルとの追い比べとなり、ゴール前で首差だけグイッと出た。着差以上の完勝だ。

 「まだ消費税の分も稼いでないよ」

 武豊のジョークは今後への期待の表れ。池江師も「うちの真打ちの1頭。これからまだまだ良くなる」と笑みを浮かべた。次走は黄菊賞か京都2歳Sの両にらみ。今年も来年のクラシック獲りを予感させる大物が登場した。

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2013年10月21日のニュース