【凱旋門賞】生産地・北海道でも観戦「また2着」「再挑戦を」 

[ 2013年10月7日 00:14 ]

 凱旋門賞に出走したオルフェーヴルとキズナの生産地、北海道では6日夜、町役場や牧場に関係者らが集まり、テレビ中継でレースを観戦した。残念な結果にため息が漏れた。

 オルフェーヴルが生まれた白老町では昨年9月から観光大使を務める名馬の勇姿を見届けようと町役場に十数人の職員らが集まった。固唾をのんでレースに見入ったが、「また2着だ」とため息が広がった。

 白崎浩司副町長は2年連続2着という結果に「本当に残念だ。レースは良かったが、あと一伸びだった」と悔しそうに話した。

 新冠町にあるキズナの生産牧場の事務所では、関係者や家族ら約30人がテレビで晴れ舞台を見守った。4着となり、「あー」「駄目だったか」と落胆の声が上がった。

 誕生から数カ月間育てた繁殖責任者の佐藤雄輔さん(39)は「4着でも立派で誇らしい。生まれたときは凱旋門賞に行けるとは思わなかった。来年も是非、再挑戦してほしい」と期待を寄せた。

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2013年10月7日のニュース