【札幌2歳S】松田国師絶賛 エアデール譲りの才女マラムデール

[ 2013年8月30日 06:00 ]

 「第48回札幌2歳S」(31日、函館)で話題を集めているのが良血マラムデール(牝=松田国、父フレンチデピュティ)だ。1800メートル戦に変更された97年以降、初となる牝馬制覇へ臨戦態勢を整えた。

 重賞4勝の母フサイチエアデールによく似た胴長の馬体。「柔らかくて身のこなしが軽い。良血馬だなと感じさせる乗り味です」。マラムデールの馬上で高橋助手は感触を口にした。「エアデールに似ているのは体形だけじゃない」と語るのが、母も管理した松田国師。「後肢の深い踏み込み、コントロールが利くゆったりした走りも母譲り」。兄フサイチリシャールも同師のもとで朝日杯FS優勝。「胴の短かった兄よりも中距離適性は高い。1200メートル戦でデビュー勝ちしたが、1800メートル戦も望むところだ」。“マツクニ・ブランド”が函館のとう尾を飾るか。

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2013年8月30日のニュース