川崎リーディング快走!山崎「狙っていきたい」

[ 2013年8月30日 06:00 ]

ハードデイズナイトとのコンビでアフター5スター賞を快勝した山崎

 【地方競馬です!!】この秋、デビューからちょうど10年を迎える山崎誠士騎手(29)が絶好調だ。今季の地元川崎リーディングは47勝で首位を快走。南関でも93勝で6位(ともに29日終了現在)につけている。名手の競演「SJT2013」(WSJS地方代表決定戦)で2枚の本戦出場切符を懸けたワイルドカード(9月10日、門別)出場騎手に選出された。6月の優駿スプリントはハードデイズナイト(牝3=川崎・佐々木仁)で自身初の大井重賞制覇。同馬では28日のスポニチ盃アフター5スター賞も快勝した。昨年が初の年間100勝(109勝)だから、まさに波に乗っている。

 「自分でも技術的に向上していると思う部分がある。チャンスをもらってそれを生かせる機会も増えた。精神的な面を含め、いろいろな相乗効果が生まれている」と冷静に語る。技術面で成長したのは、最も大切なことのひとつと言えるレース中の馬とのコンタクト。経験を重ね、より一層、人馬の“呼吸”を合わせられるようになった。

 短期決戦で騎乗馬も抽選のSJTは狙って獲りにいけるものではないが「いい経験にしたい」と山崎。今年も残すところ“三分三厘”。川崎リーディングについては「狙っていきたいですね」と明るい笑顔を見せた。 (池田 裕文)

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