【新潟記念】ブリッジクライム 時計平凡も好ムード

[ 2013年8月29日 06:00 ]

Wコース単走で追い切るブリッジクライム

 ブリッジクライムはWコース単走で5F68秒6~1F14秒4。時計は平凡だが、馬なりで軽やかなフットワークが目を引いた。鈴木康師は「雰囲気は良さそう。先週坂路で追ったから軽めで大丈夫」と穏やかな口調で振り返った。

 「勝った前走(三面川特別)は落ち着いて走った分、最後の伸び脚につながった」と同師。3走前・芦ノ湖特別では折り合いを欠き7着に敗れたが「前に馬を置いて壁をつくる形でうまく流れに乗れれば。1F延長も問題ない」と太鼓判を押した。

 鞍上の横山典はフィールザラブで優勝した昨年8月の大雪H以来のハンデ51キロだが「何キロでも、そこに合わせるのがプロの仕事」とキッパリ。史上4人目の全10場重賞制覇へも「自然と結果はついてくるもの」と気負いなく挑む。昨年秋華賞でジェンティルドンナに0秒3と迫った末脚を名手が引き出せば、充実の秋も見えてくる。

続きを表示

2013年8月29日のニュース