【チューリップ賞】レッドオーヴァル一番時計!ズバっと52秒4

[ 2013年2月28日 06:00 ]

坂路、単走で追い切られるレッドオーヴァルは軽快に駆け上がる

 天性のセンスの良さを見せつけた。レッドオーヴァルの最終追いは坂路単走。しまいを伸ばした程度だが、それでも4F52秒4はこの日の一番時計。ラスト1Fも12秒8。文句なしの走りに安田師の表情も自然と緩んだ。「いい感じ。現時点で、これといった不安はない。順調にいってくれれば」

 あえて課題を挙げれば、維持するのが精いっぱいの馬体重(前走436キロ)だが、これも「多少減っているが許容範囲」(同師)とのジャッジ。少なくとも今回の一戦に関しては心配ないとの見解だ。

 「初のマイル戦になるが、前走を見る限り、直線の長い阪神1600メートルはプラス。厩舎も2週連続重賞勝ちと勢いがあるし、これに乗っていきたい」。実力馬ひしめく安田厩舎にあって次代の牝馬エース格と目される逸材。まずは初重賞ゲットで、その座を引き寄せる。

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2013年2月28日のニュース