【オーシャンS】ハクサンムーン逃走期待 展開の鍵は西園軍団

[ 2013年2月27日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=26日】朝一番の調教スタンド。岡崎が「惜しかったですね」と声をかけた相手は西園師。中山記念ではシルポートが粘りに粘って、勝ち馬から首+鼻差の3着。「一瞬いけるかと思ったが惜しかった。でも、ああいう逃げ馬は見ていて気持ちがいいでしょ?」。8番人気馬が見せ場十分の走り。馬券を買っていた岡崎は、敗れても納得だった。

 そして話題はオーシャンSのハクサンムーンへ。指揮官が「これから、うちの厩舎の背負っていく馬」と期待する逸材だ。前走・京阪杯を逃げ切って重賞初制覇。シルポート同様、今回も楽にハナへ行けるかどうかがポイントとなる。

 「やはり展開次第。馬は一回り大きくなって、前走よりいい状態。ダッシャーゴーゴーには知らん顔をしてもらって、その隙に…」。マークが集中することはなさそう。あれよあれよの逃走劇で、重賞2連勝も夢じゃない。展開の鍵を握るのは今週も西園厩舎だ。

続きを表示

2013年2月27日のニュース