【アーリントンC】テイエムイナズマ 追い切りは我慢、我慢

[ 2013年2月20日 06:00 ]

デイリー杯2歳Sの覇者テイエムイナズマが巻き返す

 阪神初日(23日)のメーンは3歳G3、アーリントンC。デイリー杯2歳Sの覇者テイエムイナズマが逆襲に燃える。

 ここ2走は不完全燃焼。京王杯2歳Sは出遅れて流れに乗れず、スローペースで掛かり癖が出て9着。前走・朝日杯FSはスタートで他馬に寄られて後方から。勝負どころでも外に振られる不利があって13着。花田助手は悔しさをにじませて語った。「正直、思い出したくない競馬が続いた。ただ、力を出し切っての敗戦ではないから。リズム良く走れれば違う」

 とはいえ、精神面に課題が残ることは確か。そこで、20日の最終追いに、ひと工夫加える。「前に馬を置いて、我慢させる追い切りをする。併せ馬をしたことはあるが、前に置くのは初めて」。これで我慢が利けば、実戦への楽しみが膨らむ。クラシックか、マイル戦線か。福島師は「今回の内容をみて決める」。重要な一戦だ。

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2013年2月20日のニュース