【船橋・全日本選抜】永井、貢との激闘制した!SG9回目V

[ 2013年2月14日 06:00 ]

賞金ボードを掲げる優勝した永井

 船橋オートレース場で開催されたSG「第26回全日本選抜」(優勝賞金1500万円=副賞を含む)は13日、最終12Rで優勝戦が争われた。レースは地元のエース・永井大介(36=船橋)が4周3コーナーで高橋貢を逆転して先頭ゴール。昨年11月の日本選手権(川口)以来、SG通算9回目のVを飾った。

 豪華メンバーが集結した優勝戦でも1コーナーを通過した瞬間、V争いは永井と高橋貢に絞られた。激闘を制した永井は興奮を抑え切れない様子。「最後まで(高橋)貢さんが飛び込んで来ると思っていた。ポテンシャルが凄いので」と振り返った。「風を考えて強めのバネに換えたが、準決のタイヤが1、2コーナーで滑ったしハネた」と決して万全の状態ではなかった。

 「ペースが上がっていなかったのは分かっていた」と道中は冷静。勝って当然の雰囲気の中で、プレッシャーは相当なものだったはずだが「初日からエンジンのベースは良かったし、変わったことは一切していない」とサラリ。最後は「(5着に敗れた昨年末の)スーパースターの雪辱もしたかったし、地元なので勝ちたい気持ちもあった」と胸を張った永井。今年もSG戦線をけん引しそうだ。

 ◆永井 大介(ながい・だいすけ)1977年(昭52)1月23日、東京都生まれの36歳。97年4月登録の25期。同期は有吉辰也、森且行、東小野正道、若井友和、岩崎亮一ら。通算56V。全日本選抜は09年以来2回目のV。趣味はゴルフ。1メートル70、50キロ。血液型O。

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