ジェネラルグラント 中央芝路線も視野に、まずは京浜盃

[ 2013年2月8日 06:00 ]

中央出走プランもあるジェネラルグラント(大井競馬場)

 【地方競馬です!!】今週は南関東でも雪が舞ったが、暦の上では立春が過ぎ、待望のクラシックシーズンがあっという間にやってくる。北海道からの移籍初戦・G1全日本2歳優駿で地方馬最先着(2着)を果たし、NARグランプリ2012最優秀2歳牡馬となったジェネラルグラント(船橋・出川)は、福島のノーザンファーム天栄で調整中。クラシックのステップレース、京浜盃(3月27日、大井1700メートル)で3歳初戦を迎える。

 豊かなスピードを披露している同馬。「血統からは距離が延びるのがどうかという面がある。芝も走りそう」と出川師。京浜盃のレースぶりによっては、適距離の中央芝路線というプランもある。全日本2歳4着のアウトジェネラル(牡=船橋・川島正)も、まずは京浜盃に照準を定めている。

 一方、鎌倉記念と平和賞を連勝し全日本2歳5着のインサイドザパーク(牡=船橋・林正)は、例年好メンバーがそろうJRAのヒヤシンスS(17日、東京)を始動戦に選択。直線の長い左回りマイルでの末脚が楽しみ。3週間ほど北海道で充電休養し、1月上旬に帰厩。「パワーアップしたね。トモが良くなり、課題だった右回りも調教では良くなってきた」と林師。その後は初の右回りとなる京浜盃へ進む予定だ。 (池田 裕文)

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2013年2月8日のニュース