大舞台へ課題残るエーシントップ マンボネフュー切れ味重賞級

[ 2013年1月8日 06:00 ]

 2年連続で3冠馬を出している“出世レース”シンザン記念はエーシントップが逃げ切った。勝ちタイム1分34秒3は、11年2着オルフェーヴル(1分34秒2)、12年Vジェンティルドンナ(1分34秒3)に匹敵する好時計。だが、レース内容は好位~中団待機で差してきた3冠馬2頭とは異なる。スピードタイプで距離延長は歓迎できない。クラシックを狙うのなら、どこまでリラックスして走れるかが鍵となる。

 寒竹賞を制したマンボネフューは関東期待の1頭。折り合い面に課題は残るが、非凡な切れ味は大舞台でも通用しそう。

 新馬Vから2頭がB評価。ダート1400メートルを逃げ切ったメイショウロフウは当日の古馬1000万より0秒1速いタイム。そのスピードは3歳同士ならオープン級。エーシンハクリューは3コーナーすぎから動いて押し切った。ゴールドシップのような豪快まくり。新たなスター誕生を予感させた。

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2013年1月8日のニュース