JRA年間売り上げ 15年ぶり増!年間入場人員も微増

[ 2012年12月25日 06:00 ]

中山11R一周目、大勢の競馬ファンを前にスタートする出走各馬

 12年中央競馬の全開催が24日終了し、年間売り上げは対前年比104.4%の2兆3943億885万6700円。97年以来15年ぶりに売り上げ増を記録した。年間入場人員も同100.6%の619万296人と微増。小畠薫・お客様事業担当理事は「(売り上げ増の)比較となる前年が東日本大震災の影響を大きく受けたこともあるが、中京競馬場グランドオープンや福島競馬の再開、近代競馬150周年記念事業などに参加していただいたお客さまのおかげ」とコメントした。

 また、天皇誕生日の振り替え休日を利用し、有馬記念の翌24日に開催された中山競馬には2万8356人が来場し、94億848万1900円を売り上げた。有馬記念の翌日以降に競馬を実施したのは79年以来32年ぶり。有馬記念の馬券で負けたファンにとっては敗者復活戦的な開催となり、対前年比(昨年1月8日の1回中山2日目との比較)で売り上げ(109.9%)、入場(138.2%)とも増加した。

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2012年12月25日のニュース