【賞金王シリーズ】篠崎　初ＳＧ！来年は「レベル高いレースを」

ＳＧ初優勝を果たしガッツポーズでファンの声援に応える篠崎

　２４日、住之江第１１Ｒ「賞金王シリーズ」優勝戦が行われ、初日から抜群のパワーを誇っていた篠崎元志（２６歳・福岡）が逃げ切り、デビューから約７年７カ月で待望のＳＧ初制覇を飾った。

　スリットでは「（池田）浩二さんにやられたと思った」と苦笑い。２コース西島、３コース石渡がスタートで遅れて４カドの池田が攻める最悪の展開になりかけたが、１Ｍを「全速で回っただけ。先に回れて良かった」と気迫でカバー、最高の結果で締めくくった。

　昨年は賞金王決定戦に初出場もトライアルで敗退。「決定戦に行けなかったことがいろいろ考えるいい機会になった」と前向きな姿勢を崩さなかった。来年は「常に決定戦の１２人に残ることを意識して、ＳＧを勝つかコンスタントに成績を残してレベルの高いレースを目指したい」と篠崎。ボートレース界の将来を担うイケメンが来年も暴れ回る。