【第５４回競輪祭】武田がＧ１通算４勝目

　第５４回競輪祭（Ｇ１）最終日は２日、北九州市の小倉競輪場で決勝（２４２５メートル、６周）を行い、武田豊樹（茨城）が３分３６秒２（上がり１１秒５）で快勝し、賞金２５９０万円を獲得した。このレース初制覇で、ことしの高松宮記念杯に続いてＧ１通算４勝目。

　レースは残り１周半で藤木裕（京都）が先行。武田は最終周２コーナーからスパートして豪快にまくり、３コーナー手前でトップに立つとそのまま押し切った。２着には武田を追走した長塚智広（茨城）が続き、３着には飯嶋則之（栃木）が入って関東勢が上位を独占した。

　払戻金は車連単が（５）―（２）で９３０円、３連単が（５）―（２）―（９）で１万４２０円。

　▼武田豊樹選手の話　きれいなまくりではなかったけど、僕の武器の「もがき」ができたと思う。ゴール前はしっかり踏んだ。取っていなかったＧ１を取れて本当にうれしい。グランプリも優勝を目指して頑張ります。