【エ女王杯】柴田大、オーチャード騎乗で復帰祝い

[ 2012年11月7日 06:00 ]

 マイネオーチャードの主戦・柴田大知(35)が今週から復帰、エリザベス女王杯で同馬に騎乗することになった。柴田大は10月18日の川崎競馬で落馬し、肋骨、腰椎横突起を骨折。当初は全治2カ月とみられていたが、驚異的な回復で6日朝から調教への騎乗を再開。「乗ってみて全く違和感がなかった」と、ほっとした表情を浮かべた。

 主戦の復帰はオーチャードにとっても追い風だ。1000万で惜敗が続いていたが、前走・魚野川特別は柴田大の強気なリードで快勝。「これまでより力強くなっている。以前は1600万でも厳しかったが、今ならやれる」と、着実な成長を感じ取っている。

 その言葉を裏付けるように、アカンサスと2頭出しの畠山吉師も色気十分。「休みなく使ってきているが、前々走あたりからレース後のケアが楽になってきた。秋がいいのだろう。先週の動きも申し分なかった」と、状態面に太鼓判を押す。昨年も10、11月に連勝。得意の季節を迎えて充実ムードだ。4走前にマークした上がり3F32秒3は出走馬中トップの数字。柴田大は「相手は強いが、この馬も凄い切れ味がある。出るからには一発を狙う」と力強く語った。

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2012年11月7日のニュース