【天皇賞・秋】平田師確信!ブラックヒル距離OK

[ 2012年10月26日 06:00 ]

<天皇賞・秋>馬房で、馬具を装着し、運動の準備をするカレンブラックヒル

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、天皇賞・秋にカレンブラックヒルを送り込む平田修師を直撃した。

 ――カレンブラックヒルですが久々の前走(毎日王冠1着)はプラス8キロ。

 平田師 もともとはもっとあった馬。太いというより戻ってきたという感じでした。

 ――新馬戦(1着)の時が最も重くて474キロ。

 当時はまだ余裕のある体つきでした。そういう意味では前走時より少し絞れた今くらいの体が良いかと思います。

 ――前走は秋山騎手が乗った後、少しチャカチャカした。

 またがってから少しうるさくなるのはいつものこと。それまでは落ち着いていたので心配ありませんでした。

 ――スタートは速かったが無理せず控えた。

 (秋山)騎手も他と競り合う気は全くありませんでした。良い感じで好位に控えられたと思います。

 ――さらにもう1頭にかわされて3番手。

 そこだけが掛かってしまうのでは?と心配になりました。でも、上手に折り合って走ってくれました。

 ――そのため前2頭から離れ、後ろの馬群で逃げるような形。

 ほぼ考えていた通りの展開になったと思いました。これならチャンスはあると思いながら見ていました。

 ――直線、先頭に立つと押し切った。

 先頭に立つまで少々モタモタした感じを受けました。でも、最後にもうひと伸びした時は大丈夫だと思ったし、強いと感じました。

 ――さらに1F延びて2000メートルになる。調教面で工夫などしている?

 いいえ、調教はいつも通り。元来2000メートルくらいで競馬のできる馬だと信じてきたので、大丈夫でしょう。

 ――NHKマイルC(1着)は直前に大雨が降ったが、今週末も道悪の可能性あり。

 むしろパンパンの良馬場で競馬をしたことはありません。渋る分には問題ないと思います。

 ――叩かれての上積みは?

 最終追い切りの反応は前走時よりシャープになっています。3歳馬だけど、良い競馬ができると信じています。

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2012年10月26日のニュース