JRA、入厩頭数など外国人馬主への制限一部撤廃

[ 2012年9月11日 06:00 ]

 JRAは10日、東京都港区の六本木事務所で定例理事長会見を開き、海外馬主(国外居住馬主)に対する制限を一部撤廃すると発表した。ダーレーなど中央競馬参入を希望する海外馬主に対してJRAは09年、国内の馬主、生産者に配慮し、(1)所有馬5頭のうち4頭は内国産馬(2)所有馬の入厩頭数は最大20頭(3)100%自己所有-―の制限付きで門戸を開放。だが、3年経過してもJRAに参入した海外馬主はごく一部に限られるため、(1)(2)の撤廃を決めた。(3)の制限は継続し、共同所有は認めない方針。担当の益満宏行理事は「海外馬主の登録状況を過去3年検証したが、(小規模のため)国内への影響は感じられない。来年から頭数については国内の馬主と同じ条件にしたい」と語った。

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2012年9月11日のニュース