【新馬戦】世界的血統バーレイに注目

[ 2012年7月31日 06:00 ]

 時計面で抜けた馬こそいなかったが、新馬組で好素材が目立った。中でも新潟で勝ったシェイクザバーレイは文句なしのA評価。520キロの雄大な馬格はパドックでも目立ち、レースでは大型馬と感じさせない軽快な脚さばき。追われてからいい脚を長く使い、完勝だった。父デュークオブマーマレード&母の父ガリレオが共にキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制した世界的な血統スケールからも先々が楽しみ。新潟ではしぶとく馬群を縫ったシャスターデイジーに実戦向きの根性を感じた。

 小倉は新馬戦3鞍を含めて2歳戦5鞍が全て芝1200メートル。5鞍の勝ち時計も0秒5差以内と横並びの印象だが、余力を残して逃げ切ったマイネルエテルネルが好印象。ジャック・ル・マロワ賞を制したタマユズ産駒でマイル前後で相当な活躍が見込めそうだ。

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2012年7月31日のニュース