89年菊花賞馬バンブービギン 26歳で老衰死

[ 2012年7月31日 06:00 ]

89年の菊花賞を制したバンブービギン

 89年の菊花賞馬バンブービギンが28日、老衰のため、けい養先の北海道浦河町バンブー牧場で死んだ。26歳。

 88年、布施正厩舎からデビュー。未勝利を勝ち上がるのに7戦を要したが、そこから3連勝。神戸新聞杯はオサイチジョージの2着に敗れたが、京都新聞杯を制し、1番人気で臨んだ菊花賞では南井克巳(現調教師)を背に、2着レインボーアンバーに1馬身半差をつけ快勝した。

 布施正師は自身が管理したバンブーアトラスの子でクラシックを勝つ悲願を達成。89年最優秀父内国産馬に選出された。菊花賞後は脚元が安定せず、12戦5勝で種牡馬入り。05年種牡馬引退後は故郷のバンブー牧場で余生を過ごしていた。

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