【七夕賞】涼しい気候歓迎タッチミー「調整しやすい」

[ 2012年7月4日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=3日】午前5時の気温は17度。7月に入ったというのに長袖ジャージーが欠かせない。寺下は汗だくになって取材した昨年との違いを肌で実感していた。涼しい気候は人だけでなく馬にも大歓迎だ。調教スタンド前のベンチに腰かけた柴崎師が、その変化を証言した。

 「例年なら全休日明けの火曜はダラッとした馬が多い。前日に蒸し暑い馬房に入ったままだからね。でも、今年はみんな元気いっぱい。厩舎周りの運動でも暴れている馬が多いよ」

 この気候は七夕賞に出走するタッチミーノットにとっても好材料。師は「昨夏の新潟記念(4着)は夏バテで疲れが残っていた。今年は涼しいし調整しやすい」とタイトル奪取へ手応えを感じ取っている。先週のラジオNIKKEI賞は関東馬が1、3着。快適な気候を味方に、今週も好調な関東馬の出番がありそうだ。

続きを表示

2012年7月4日のニュース