【新馬戦】トーセンパワフル、主役に名乗りか

[ 2012年6月5日 06:00 ]

 この世代の一番星は阪神芝1600メートル戦を勝ち上がったトーセンパワフル。09年ダービー馬ロジユニヴァースの全弟で早くから注目を集めていたが、その評判にたがわぬ勝ちっぷり。福永がゴーサインを出すと、502キロの大柄な馬体を躍動させながらグイグイと伸びた。2歳馬とは思えない大人びた走りで大物感たっぷり。次走は札幌2歳S(9月1日)を予定している。兄が2戦目で重賞Vを飾った舞台でクラシックの主役に名乗りを上げるか。

 東京ではドラゴンレジェンドが芝1600メートル戦を快勝。一昨年のローズSを制したアニメイトバイオの半弟で素質は十分。福永は「まだ体がしっかりしていない。これから」と振り返っており、今後の成長に期待。日曜阪神でデビューVを飾ったのは父が新種牡馬タガノゲルニカのタガノハピネス。母タガノラフレシアは2歳時に新馬を含め3勝。早熟タイプで、次走以降も楽しみが膨らむ。

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2012年6月5日のニュース