【安田記念】距離半分 ローズキングダム再生だ!

[ 2012年5月29日 06:00 ]

<安田記念>マイルで復活を懸けるローズキングダム

 ローズキングダムは2歳時の朝日杯FS(1着)以来のマイル戦となる。近走は折り合いが鍵となっており、距離短縮でスムーズに運ぶことが狙いだ。「この距離に戸惑うことはない。実は天皇賞の前から安田は意識していた。少なくとも3200メートルよりはマイルの方が乗りやすい」と橋口師は意図を語った。

 同厩舎にはツルマルボーイといういい手本がある。中長距離G1で善戦を続け、6歳春の安田記念(04年)でG1初制覇。思い切った距離短縮が予想以上の切れ味を引き出すことを陣営はよく知っている。

 27日も坂路で4F54秒9をマーク。順調に乗り込んでいる。「まだ5歳。もうひと花咲かせるよ」と指揮官は意欲的。水曜の最終追いには昨年の天皇賞・春(11着)以来のコンビとなる武豊が騎乗する。華々しい復活の花火を上げるための準備は着々と進んでいる。 

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2012年5月29日のニュース