【オールスター】永井、SG7度目「やった優勝だ」

[ 2012年5月1日 06:00 ]

伊勢崎オールスターで優勝し、賞金ボードを掲げる永井

 伊勢崎オートのSG「第31回オールスター」は30日、12Rで優勝戦が争われた。レースは9周3コーナーで先頭に立った永井大介(35=船橋)がそのままゴール。昨年11月の船橋日本選手権以来、SG7回目(今タイトル2回目)の優勝を飾った。史上初の2級車SGVを目指した青山周平は8着に終わった。

 スタート8番手から力強く制した永井は「正直厳しい展開になると思っていたが、車は完璧な状態だったしタイヤも良かった。浦田さんより強めだったし先頭に立ってからは“やった、優勝だ!!”と思った」と胸を張った。さらに「2日目にパワー不足を感じて調整。3日目は重さがあったが正解が出た。重さを解消する調整も考えたが、あえてやらなくて良かった」。最後まで平常心で臨んでVを引き寄せた。

 今年1月に愛弟子の坂井宏朱さん(享年27)が練習中に事故死した悲しみを乗り越えての戴冠。「坂井は凄く頑張っていたし、自分も見習ってあいつの分まで一緒に乗っている気持ち。きょう(30日)は喜んでくれると思う」と感慨深げ。そして「これからもオートを頑張りたい」と力強く締めくくった。

 ◆永井 大介(ながい・だいすけ)1977年(昭52)1月23日、東京・港区生まれの35歳。船橋支部所属。97年4月1日登録の25期。同期は有吉辰也、森且行ら。通算48V(SG・7V、G1・11Vを含む)。1メートル70、50キロ。血液型O。趣味はゴルフ、犬の散歩。

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