【名人戦】“ヤング岡本”初出場Vへ平常心

[ 2012年4月24日 06:00 ]

<名人戦>地元・山口の選手たち(前列左から)岡本、松野(後列左から)吉本、森脇、新良、今村)

G1「第13回名人戦」開幕

(4月24日 山口県・ボートレース下関)
 出場資格年齢に達し初出場を決めた岡本、倉谷、平岡、大川、高橋、村田、内山の7人が名人戦メンバーに加わった。第4回大会から出場資格が50歳から48歳に改正され、最近3大会は山崎毅、田中伸二、今村豊といった、当時40歳代の若手が優勝。今年も“ヤング勢”の活躍を期待してよさそうだ。

 最も注目を浴びるのが地元プールで名人戦デビューを迎えることになった岡本だろう。今年の当地正月レースではドリーム戦の2着以降、1着を並べ準パーフェクトV(11連勝)、前回3月には優勝戦3着。「ペラは前回ここで使ったやつしか試していない」とペラを1枚に絞っていることからも完成度の高さがうかがえる。「いつも通りに走るだけ」。不気味なくらいの平常心でドリーム4号艇で初戦を迎える。同じくドリーム戦(5号艇)の倉谷は岡本とは正反対。「この大会に向けてフレッシュな走りをしてきた。新人に帰った気持ちでレースをします」と心機一転で臨む構え。

 ほかでは高勝率機を引き当てた平岡、伸びに合格点をつけた内山に一発の魅力がある。

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2012年4月24日のニュース