「ガールズケイリン」7月に平塚で開幕 1日に2レース実施

[ 2012年4月24日 17:45 ]

開催概要発表の記者会見で、ポーズをとる「ガールズケイリン」の加瀬加奈子(右端)ら

 48年ぶりに復活する女子競輪「ガールズケイリン」の開催概要が24日、東京都内のホテルで発表され、7月1日の平塚競輪場で開幕し、京王閣、松戸、広島各競輪場で9月30日までに計12開催(F1またはF2)を行うことになった。広島を除き全てナイターで施行される。10月以降の予定は後日決まる。

 女子の級班は当面はA級2班。それぞれ3日間開催で各日2レースを7車立てで実施。距離は1600メートルが基本となる。車券は3連単、3連複、車連単、車連複、ワイドの5賭式を発売する。

 五輪など国際大会ルールに順守し、男子競輪に比べて押し合いや差し込みなど危険走行に対する失格規定が厳しくなる。

 ファッション面やエンターテインメント性なども重視。女子第1期生33人のうちの7人がカラフルなユニホーム姿で登場し、ナショナルチームの一員でもある加瀬加奈子(新潟)は「世界でも勝てる脚を作って、世界をも、盛り上げたい。賞金もかっさらっていきます」とアピールした。

 ▼JKA・石黒克巳会長の話 3月の女子卒業記念では男子にも劣らない迫力のあるレースをしており、これなら大丈夫と確信を持って開幕に臨める。男子のようにラインはできない。全員が勝ちにいくレースをしてくれるでしょう。

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2012年4月24日のニュース