【女子王座決定戦】“女王”田口、前検?尽くし

[ 2012年2月28日 06:00 ]

<女子王座決定戦>笑顔で会場入りする田口節子

 G1「第25回女子王座決定戦」(優勝賞金1000万円)は28日、ボートレース多摩川で開幕する。12Rドリーム戦は、史上3人目の大会連覇を狙う田口節子(31=岡山)からも目が離せない。

 昨年、同大会10回目の挑戦でついに女王の座をつかみ取った田口。今年は連覇を狙う身だが、前検は?尽くしの1日となった。コンビを組む67号機は前操者の尾崎明男が上々のパワーを引き出したエンジンで、素性は決して悪くない。ただ、試運転やスタート練習では感触をつかみ切れなかった様子だ。「ドリーム戦メンバーでは一緒くらいだったけど、併せていないので足はよく分からない。ペラも3枚試したが、良しあしまでは分からなかった」と苦笑いを浮かべた。

 それでも今年は迎え撃つ立場。やるべきことは分かっている。「乗り心地を良くしないと結果は出せないと思うので、まずは乗りやすいペラを探したい」と調整のビジョンを説明。続けて「3コースは自分から攻められるので好き。譲らない」とドリーム戦での枠番死守を宣言した。昨年の優勝戦を制した時と同じ3号艇で好スタートを切り、史上3人目の女子王座連覇へ弾みをつける。

 

続きを表示

2012年2月28日のニュース