川島正師、フリオーソ目標は「かしわ記念一本」

ＮＡＲグランプリ年度代表馬フリオーソを管理する川島正師（右）と主戦の戸崎騎手

　地方競馬の年間表彰制度「ＮＡＲグランプリ２０１１」の表彰式典が２日、東京・目黒区の目黒雅叙園で行われた。抽選によって選ばれたファン６０人を含む関係者３００人が出席。史上初となる４度目の年度代表馬に輝いたフリオーソ（牡８）、３歳最優秀牝馬クラーベセクレタ（現４歳）、２年連続最優秀短距離馬ナイキマドリード（牡６）を管理する川島正行師（６４＝船橋）や、騎手部門で３賞を獲得したフリオーソの主戦・戸崎圭太（３１＝大井）ら豪華メンバーが顔をそろえた。

　休養明けの今年初戦、川崎記念で３着だったフリオーソについて、川島正師は「その後も順調に来ています。次はどのレースでファンの皆さんにお披露目しようかと思案中。３月にダイオライト記念もあるが２４００メートルの距離や脚元のことを考えると、かしわ記念（５月）一本に目標を絞っていくのがいいと考えています」と語った。