【南部杯】ダノンカモン惜敗「ソラを使って…」

[ 2011年10月11日 06:00 ]

<南部杯>直線で一旦は先頭に立ったダノンカモン(左)

 手に入れたはずのG1タイトルが、寸前のところでこぼれ落ちた。ダノンカモンは頭差2着に惜敗。直線残り100メートルでいったんは先頭に立ったが、内から伸び返したトランセンドの末脚に屈した。「ソラを使ってしまった。最後はその分、伸び切れなかった」。引き揚げてきた福永は、悔しそうな表情で振り返った。

 「スムーズにいい位置が取れた」と序盤は3番手で折り合いに専念。直線入り口ですぐ前にいたトランセンドに馬体を併せたまではシナリオ通りだったが…。「思いのほか早く先頭に立つ形になってしまった。加減できる手応えではなかったからね…」。勝ち馬の反応がいつもよりも鈍かったことも災いした。

 これで4度目の重賞2着。池江師は「JBCクラシックは距離が長いので武蔵野Sを目標にしたいが、重賞を勝っていないので賞金がどうか…」と無念そうに語った。

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2011年10月11日のニュース