【凱旋門賞】日本馬警戒!ペリエ「ダムールにチャンス」

[ 2011年9月30日 06:00 ]

<凱旋門賞>インタビューに応えるペリエ騎手(平松さとし氏提供)

 凱旋門賞(10月2日、仏ロンシャン)が目前に迫った。過去に3勝し、日本馬にも詳しいオリビエ・ペリエ騎手(38)が29日、インタビューに答えた。

 気になる日本勢については「2頭とも休み明けを叩いて良くなるだろうが、ヒルノダムールの方がナカヤマフェスタよりチャンスがあると思う」とズバリ。「ダムールは(フォワ賞で敗れた)サラフィナを逆転しておかしくない。藤田騎手も1度ロンシャンを経験したし、京都競馬場をビッグにしたようなコースで問題はない」とチャンス十分であることを強調。そして「今年のドバイワールドCを1、2着したように日本馬が世界の大レースを制する可能性が高いことは、日本で騎乗経験のある僕はよく知っている」と付け加えた。

 自分が騎乗予定のガリコヴァ(牝3)については「姉のゴルディコヴァ(G114勝)のようなスピードはないがスタミナはある。好勝負は可能」とした。「リライアブルマン、ソーユーシンクも人気だが臨戦過程を考えれば日本馬の方が怖い。今年も世界一決定戦の様相だ」と日本勢を警戒しつつ締めくくった。

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2011年9月30日のニュース