「武騎手とは知らずに殴った」36歳無職男が出頭

[ 2011年8月23日 06:00 ]

 日本中央競馬会(JRA)の武幸四郎騎手(32)が飲食店で男に殴られた事件で、京都府警東山署は22日、傷害容疑で京都市北区の無職高津秀幸容疑者(36)を逮捕した。東山署によると、高津容疑者は22日午後に同署に出頭。「武騎手とは知らずに殴った」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は19日午前5時半ごろ、京都市東山区の中華料理店で武騎手の顔を殴り、左頬を骨折させるなどのケガを負わせた疑い。武騎手は別の店で酒を飲んだ後、知人らと来店し、高津容疑者とトラブルになった。高津容疑者は殴った後、店を立ち去り、武騎手が同署に被害届を出した。

 武騎手はJRA通算最多勝記録を持つ武豊騎手(42)の実弟で、1997年にデビューした。

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2011年8月23日のニュース