【函館新馬戦】“英雄”再び！サトノヒーロー初陣

＜函館新馬戦＞“英雄”として飛躍する可能性を秘めたサトノヒーロー

　函館土曜５Ｒは今年初めて行われる芝１８００メートルの新馬戦。武豊とのコンビで初陣を迎えるサトノヒーロー（牡＝藤沢和）は馬名通り“英雄”として飛躍する可能性を秘めた逸材だ。

　母サトノアマゾネスは現役時に馬体重５６０キロ台で走った巨漢だが、４３０キロ台の父との配合で“中和”されたのか？４９０キロ程度の均整の取れた体つき。美浦で十分に稽古を積まれ、２日に函館入り。６日の最終追いは芝コースで５Ｆ７０秒９と軽く流した程度だったが、騎乗した杉原は「最後は思ったよりも時計が出ていた（１Ｆ１２秒０）」と驚きの表情。７日は初めてパドックをスクーリング。「頭が良くて、何でも自分で処理できる感じ。２歳馬の平均よりもずっと上にいっていると思う」と大江原助手。実戦での走りが本当に楽しみだ。