女子1期生が入学…スケート元五輪代表“ロンドン目指す”

[ 2011年5月10日 17:29 ]

日本競輪学校の入学式を終え、気勢を上げる女子1期生

 来年、48年ぶりに復活する女子競輪選手を育てる日本競輪学校の入学式が10日、静岡県伊豆市の同校で行われ、スピードスケートでソルトレークシティー、トリノ両五輪に出場した渡辺ゆかり(30)ら女子1期生35人が第一歩を踏み出した。

 約1年間の養成期間を経て来春に卒業。出身地などで訓練を重ね、来年7月にデビューする。

 渡辺は来年のロンドン五輪を見据えた自転車トラック種目の強化育成選手でもある逸材。「ロンドン五輪を目指したい。すべてを懸けて満足のいくアスリート人生にしたい」と決意を語った。

 トライアスロン出身の加瀬加奈子(30)は、自転車トラック種目の日本代表の同僚、中川諒子(26)とともに入学。誓いの言葉を述べた最年長49歳の高松美代子は「いずれ敵にはなるが、女子競輪を成功させるように35人の力を合わせて頑張っていきたい」と話した。

 ▼滝沢正光・日本競輪学校長の話 競輪繁栄の一環として女子1期生を迎えるのは大きな喜びです。ぜひ頑張ってもらいたい。

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2011年5月10日のニュース