関東騎手クラブ 美浦で被災者支援の花見を開催

[ 2011年4月15日 06:00 ]

関東騎手クラブ主催の花見会でポニーの背でポーズをとる女の子。左は江田照男騎手、右は後藤浩輝騎手

 関東騎手クラブは14日、茨城県美浦村の光と風の丘公園に避難している福島県からの被災者27人を招待し、美浦トレセン内の乗馬苑で被災者支援の花見を開催した。同クラブ支部長の横山典ら騎手36人がバーベキューを振る舞い、被災者と乗馬をするなど交流を深めた。

 同クラブのファンサービス委員会で委員長を務める後藤は「先月に避難所を訪れた時からやってあげたいと思っていた。子供たちはどんなことがあっても無邪気で元気だし、その笑顔をなくすことだけはしたくなかった」と今回の企画を提案した。

 福島原発から20キロ圏内にある南相馬市から避難してきた林崎和子さん(62)は「楽しみにしていました。ジョッキーの皆さんは本当に優しいですね」と笑顔を浮かべた。後藤は「被災している人はまだまだ大勢いる。継続して少しでも支援が広がっていけば」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2011年4月15日のニュース