【エンプレス杯】ラヴェリータ最内強襲で雪辱V!

[ 2011年3月3日 06:00 ]

武豊との初コンビで重賞6勝目を挙げたラヴェリータ

 牝馬重賞「第57回エンプレス杯」が2日、川崎で行われ、ラヴェリータが単勝1・8倍の1番人気に応えた。TCK女王盃に続く連勝で重賞6勝目、川崎での重賞Vは4度目。道中は6番手の内でジッと我慢する。4角5番手から直線へ。武豊のムチにすぐさま反応し、ポッカリと空いた最内を伸びて昨年2着の雪辱だ。

 「前半スローペースで外を回ったら厳しいなと。インを狙っていたし、空くんじゃないかと思っていた。素直な馬で最後の切れ味も凄い」と初騎乗の武豊。昨年は今回2着のブラボーデイジーに騎乗しており、自身は連覇となった。女傑の次走予定はG3マリーンC(4月6日、船橋1600メートル)。一貫して牝馬ダート路線を歩む。

 ◆ラヴェリータ 父アンブライドルズソング 母ゴークラシック(母の父ゴーンウエスト)牝5歳 栗東・松元茂樹厩舎所属 馬主・前田幸治氏 生産者・米国デルリッジファーム 戦績24戦10勝(南関東8戦5勝)総獲得賞金2億7338万3000円。

 

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2011年3月3日のニュース