【オーシャンS】キンシャサ連覇へ“極上”12秒0

[ 2011年3月3日 06:00 ]

レオプレシャス(右)、オークヴィル(手前から2番目)と併せ追い切るキンシャサノキセキ

 昨年のJRA賞最優秀短距離馬キンシャサノキセキが万全の仕上がりだ。ポリトラックの向正面でレオプレシャス(4歳500万)、オークヴィル(3歳新馬)とは12馬身近くの差があった。残り1Fでレオを抜き去り、粘るオークヴィルに鼻面を並べてゴール。軽く仕掛けただけで、1F12秒0と極上の切れだ。

 2週連続、チークピーシーズ着用で追い切り。騎乗した橋本助手は「前の馬と少し離して、折り合いを確認したが、先週同様掛かる面もなかった。最後まで気を抜かなかったし、実戦で試す価値はある」と好感触。“新兵器”の実戦での採用は決まってはないが、さらなる爆発力アップに余念はない。昨年のオーシャンSは58キロを背負い、内から豪快に突き抜けた。同助手は「(別定の)59キロは厳しいと思うけど、何とか克服してほしい」とオーシャンS連覇で、春の大目標の高松宮記念に挑む決意だ。

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2011年3月3日のニュース