騎手が仕込んだ“勝利の美酒”はいかが?

[ 2011年1月14日 06:00 ]

ファンプレゼント用の日本酒造りに挑戦した船橋ジョッキーズ

 【地方競馬です!!】船橋競馬初めのお供に“愛情いっぱい”心も体も暖まるお酒はいかがですか?

 11年最初の船橋競馬が行われる17日、船橋所属の騎手たちが仕込みを手伝った地酒が来場者に振る舞われる(開門直後から10時10分まで)。「お互いの顔が見えるファンサービスをしたい」と佐藤裕太騎手会長を中心に騎手会が先頭に立って企画。もちろん、酒を注ぐ役目も騎手たちが買って出た。

 昨年12月18日、酒造りのため千葉県富津市の和蔵酒造を訪れた船橋ジョッキーズ。白衣に着替えたお互いの姿に笑いをこらえつつ(?)、もろみをかき混ぜるなど一連の仕込み作業を手伝った。少し辛口でフレッシュな飲み心地と、隠し味には騎手たちの愛情が効いている。裕太会長も「飲みやすくて美味しい」と太鼓判を押す出来だ。

 「通常のファンサービスは主催者主導になりがちだが、船橋競馬の主役を担う一員として、新年一発目は自分たちの手で感謝の気持ちを届けたかった」と裕太会長。入場者数減など厳しい状況に立つ地方競馬の現状を見据え、目指すのはこれまでよりもっとファンと距離の近い「船橋競馬」だ。「自分たちが変えていかないといけない」そんな新年の決意が振る舞い酒には込められている。 (秋田 麻由子)

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2011年1月14日のニュース