【函館2歳S】マイネショコラーデ陣営は超強気

[ 2010年8月5日 06:00 ]

函館ダートコースで1838ファイブスターと併せて追ったマイネショコラーデ

 函館2歳Sはマイネショコラーデが併せ馬で遅れたものの、陣営は超強気。堂々のV宣言をぶち上げた。

 本命候補の動きとしては実に地味。それでも陣営のジャッジは驚くほど高かった。ラベンダー賞2着のマイネショコラーデの最終追いは、函館ダートコースで小崎厩舎のファイブスター(5歳500万)と併せ馬。先行して直線で外に併せたが、手応えはパートナーの方が断然上。半馬身遅れてゴールし、その後もどんどん離されてしまった。
 見守った報道陣から“大丈夫?”の声も上がったが、福島助手は「しまい重点。中1週だしガリガリやる必要はない。予定通りの追い切りができた」と拍子抜けするほどの好感触。遅れについても「ダート馬じゃないからね。ダートの追い切りで動かなくても気にならないし、前走時はもっと手応えが悪かった。きょうはちゃんと反応していたよ」と余裕の表情で合格点をつけた。
 レコード激走から中1週でも馬体はふっくら見せており、テンションが上がった雰囲気もない。追い切りでの遅れを除けば気配は申し分ない。ラベンダー賞で敗れたロビンフットを新馬戦で負かしているマジカルポケットが参戦。対戦比較では一目置くべき存在となるが、福島助手は「そんなふうになるかねえ」と不敵な笑み。「前走も最初からロビンを負かす競馬をしていれば違った。ウチのは逃げて目標になったから。まあ、それでも勝つと思ったけどな」。そして最後に「レコードを更新するくらいの勢いがある。まあ、勝つやろ」ときっぱりV宣言。今夏、最初に行われた6月19日の新馬戦(阪神芝1200メートル)で真っ先にVを飾った快速娘が、世代最初の重賞でも不動の主役を務める。

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2010年8月5日のニュース