【天皇賞・秋】ウオッカ連覇へ芸術品ボディー

[ 2009年11月1日 06:00 ]

<天皇賞・秋>東京競馬場に到着したウオッカは洗い場で水を飲ませてもらう

 快晴の東京競馬場。午前11時18分、ウオッカはいつもの遠征時と同じE―12棟に入った。落ち着きはらった馬体は、まさに芸術品。中田助手が直前気配を伝えた。

 「道路状況はすいていたし、いつもと変わらない雰囲気。栗東よりも落ち着いています。前走を使って体が締まってきました。体重は同じでも中身が違う」
 水曜の最終追い切り時、舌がハミを越していたことが一部で話題になったが「ハミを掛けるといつも出す。坂路でも角馬場でもそうです。それだけ余裕があったんでしょう」と説明。そして穏やかな口調でまとめた。
 「G1になれば前走みたいな展開にはならないと思う。ここまで順調なので、このままいってくれれば問題はない」
 連覇へ向けて視界良し。断然の1番人気に応える準備は整っている。

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2009年11月1日のニュース