アンライバルド豪快に先着/ダービー最終追い切り

[ 2009年5月27日 15:06 ]

最終追い切りで力強い走りを披露したアンライバルド(右)

 競馬の3歳クラシック第2弾、第76回日本ダービー=東京優駿=(31日・東京2400メートル芝、G1)の最終追い切りが27日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、皐月賞馬のアンライバルドが力強い走りを披露した。

 栗東のCW(ウッドチップ)コースでの追い切りは、先行させた2頭を追いかける形。最後の直線でスパートしたアンライバルドは2頭の間を割って豪快に先着した。友道康夫調教師は「皐月賞後も順調。完ぺきにきた」と好仕上がりに本番での自信を深めたようだ。
 勝てば父ネオユニヴァースと同様にクラシック2冠制覇。岩田康誠騎手も「スタッフは左回りの方がスムーズと言っている。落ち着いていれば、折り合いに不安はない。この馬の力を出し切れば」と、笑顔で2冠奪取の手応えを口にした。
 皐月賞14着と期待を裏切ったロジユニヴァースは美浦の坂路(ウッドチップ)で、皐月賞13着からの巻き返しを狙うリーチザクラウンも栗東の坂路コースでともに軽快に動いた。
 皐月賞2着のトライアンフマーチ、NHKマイルカップ優勝のジョーカプチーノも好調。いずれも逆転が狙える調教内容で激戦必至だ。
 優勝賞金1億5000万円。出走馬と枠順は28日に決まる。

続きを表示

2009年5月27日のニュース