【京都新聞杯】行け行けダービー出走作戦!

[ 2009年5月6日 06:00 ]

 【東西ドキュメント 西から裏話】やはりダービーは違う。どこへ行っても出走へのボーダーラインが話題だ。今年は特にハイレベル。京都新聞杯は、ほとんどの馬が1着でなければ出られない。当然、各陣営とも力が入る。デルフォイも、その1頭だ。坂本助手は先を見据えて語った。「ダービーは出るだけでスケールアップできる。今後のためにも使いたい。使えたらいいところがあると思う。素質は持っているし、血統や体形、性格から考えて距離が延びていい」

 半兄はシックスセンスという厩舎ゆかりの血統。当時の敵ディープインパクトの主戦・武豊が騎乗するのも何かの因縁。「ワクワクする。ちゃんと仕上げないと。中1週続きになるが、その方が仕上げやすい。アグネスフライトがそうだった。行け行けで使って」。坂本助手が回想した先輩馬は00年にこのレースを勝ち、河内騎乗でダービーも制した。再現なるか。

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2009年5月6日のニュース