万哲 “見返し美人”バーガンディ/フェアリーS

[ 2009年1月11日 06:00 ]

<フェアリーS>万哲はダイワバーガンディを本命に推した

 人間に利き腕があるように、競走馬も右と左では大違い。中山11R・フェアリーSは◎ダイワバーガンディの一発。今をときめく“スカーレット一族”は実は右回り=中山の鬼!!お忘れの方も多いと思うが、母のダイワルージュは中山1200メートルで行われた00年新潟3歳Sで重賞初V。今回と同じ中山1600メートルのアネモネSを勝って、桜花賞(3着)でも頑張った。ルージュの弟ダイワメジャーは皐月賞、妹ダイワスカーレットは有馬記念を楽勝。ここまで中山に強い血統なら、バーガンディの“中山初登場”を指をくわえて見ているのはもったいない。

 現に新馬戦は右回りの福島芝1200メートルで一気。右回りのWコースの最終追いは手前を替えた瞬間、ビュンと伸びてパートナーをちぎった。昨年10月サフラン賞4着後、無理せず休ませた効果で体調もアップ。上原師も「リフレッシュして良くなった」と出来に太鼓判だ。幸い天気は急ピッチに回復し、瞬発力を生かすには理想的。好目標になりそうなパールシャドウがすぐ隣にいる分、レースも進めやすいはず。4コーナーまでに前団を射程圏に入れておけば、急坂でグイとひと伸び。馬単(11)=(7)(11)=(1)に(11)から(2)(3)(5)(10)(14)。3連単は(11)の1着固定で(1)(2)(3)(5)(7)(10)(14)へ42点。
 京都11R・シンザン記念は例年強い朝日杯FS組が怪しい。同じ週の2歳500万・ひいらぎ賞の勝ち時計が1分35秒3(1着メジロチャンプ)。そう考えると、朝日杯5着ピースピースの1分35秒5や6着ミッキーパンプキンの1分35秒7が凄いとは言い難い。◎スズカワグナーは休み明けでテンションが高かった東京スポーツ杯2歳S(5着)でもしぶとい走り。2戦2勝の右回りで一変だ!!馬単(9)=(1)(9)=(8)に(9)から(11)(6)(10)(13)。3連単は(9)1着固定で(1)(6)(8)(10)(11)(13)へ30点。(小田 哲也)

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2009年1月11日のニュース